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創業以来約280年間、質のいい江州米と酒を用いて「千鳥酢」を造り続ける村山造酢は江戸中期の享保年間(1716〜36)の創業。酢は食材の保存や調味料として、昔から京料理に欠かせない。中でも「千鳥酢」は「ツンとしない、まろやかな酢」として、多くの料亭で愛用されてきた「京酢」です。
「醸造蔵に昔から生息する様々な種類の酢酸菌が原料の酒に作用して、うまみのあるまろやかな酢をつくるんです。歴史を経たこの蔵でしかできません」と語るのは10代目社長。左の写真は京都東山にある村山造酢の醸造所、阪神大震災で被害を受け、建て替えの際に古い蔵をすっぽりと近代建築の建物で囲ったもの。すべては昔ながらの酢を造るために外観以外は昔のままに残しているそうです。
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