深まりゆく秋とともに、旨さを増す酒がある。
春先に搾られた日本酒は、暑い夏を酒蔵で越し
ほどよい熟成を経て、酒通の心をふるわせる..。
これが『ひやおろし』と呼ばれる秋一番の酒。

この時期の日本酒は、刻々と変化し、旨みを増し、
熟成の妙味が味わえます。
“食の秋”に華をそえる、もうひとつの楽しみが
ここにあります。




東北を代表する美酒・浦霞の「ひやおろし」。
まろやかでふくらみがある独特の個性が人気の的!
日本名門酒会取扱いの60種類以上の「ひやおろし」銘柄の
中で毎年、一番人気を誇る横綱的存在。


■浦霞(うらかすみ) 特別純米酒 「ひやおろし」

    宮城県塩釜市 轄イ浦

ここ数年来、発売前に酒蔵の当期生産分がすべて予約完売してしまうほどの高い人気を誇る浦霞のひやおろしです。浦霞の持ち味である、優しく、ふくらみのある口当りはそのままに、一度だけ火入れした「生詰め」状態で出荷されます。
アルコール分は16%台と通常品より、やや高めでその分、厚みを感じる味わいに仕上がっています。
穏やかでふくよかな香りとふんわりとした優しい甘みが心地よい、ふくらみのあるまろやかな味わいです。
酵母は自社酵母の「浦霞酵母」を使用。

■特別純米生詰め酒 ■原料米:ササニシキ ■精米歩合:60%
■日本酒度:+1〜+2 ■酸度:1.4〜1.5 ■アルコール度:16%台
■容量:720ml/1800ml



















今期分、完売いたしました。





秋田流の低温発酵による、すっきりとした味わい。
飲み飽きしない美味さが魅力のひやおろし。


■新政(あらまさ) 秋田流純米ひやおろし

    秋田県秋田市 新政酒造

協会六号酵母(新政酵母)の発祥蔵として知られ、秋田流の醸造技術を完成させ全国に知らしめた全国屈指の名醸蔵。

果実のようなフルーティでマイルドな香りに、すっきりとした爽やかな飲み口。
酸のキレが心地よく、飲み飽きしない味わいです。

■純米生詰め酒 ■原料米:秋田/青森県産一般米 ■精米歩合:60%
■日本酒度:+4 ■酸度:1.6 ■アルコール度:15.3%台
■容量:1800ml










今期分、完売致しました。





山廃仕込の名門蔵として酒通の間で知られる菊姫。
特A地区産山田錦100%の山廃純米酒に水一滴加えず、
さらに無濾過で..
他にはない酒本来の力強さを楽しめる個性的な1本!

■菊姫 山廃純米呑切原酒 無濾過
    石川県白山市 菊姫合資会社

昨年より登場した菊姫の「ひやおろし」。菊姫と言えば、数ある地酒の中でも入手困難な名酒中の名酒。そして、この季節限定品は更に入手困難な逸品です。
菊姫の酒は、日本で最も良質とされる酒米・兵庫県吉川町特A地区産の山田錦100%で造られる最も贅沢な純米酒です。
その米の良さをじっくりと楽しんでいただくため、水一滴加えない原酒をありのままの無濾過生詰めで出荷されました。

濾過をしていない酒本来の薄い山吹色。口に含むとトロリとした凝縮感のある独特な口当り。山廃仕込ならではの豊かな酸があり、それを包み込むような米の甘みが織りなす独特の世界。これぞ菊姫という圧倒的な存在感を放つお酒です。

このお酒はできるだけ人工的な処理を排した、酒本来の強い生命力を詰め込んだお酒です。今までに味わったことのないような濃厚で力強い米の旨味が楽しめることでしょう。酒通の方におすすめ致します。

■山廃純米原酒生詰め ■原料米:兵庫県特A地区産山田錦
■精米歩合:70% ■日本酒度:−5 ■酸度:3.0
■アルコール度:19.5% ■容量:1800ml










残りわずかです。





毎年、リーズナブルな価格で上質な酒を提供してくれる
知る人ぞ知る、栃木の美酒・開華!
米の旨みをたっぷりと秘めた、濃醇な味わいが魅力。

■開華(かいか) 純米「中取り」ひやおろし
    栃木県佐野市 第一酒造

「開華」の醸造元・第一酒造の創業は延宝元年(1673)というから、驚くほど長い歴史をもつ酒蔵だ。渡良瀬川流域の穀倉地帯・佐野で米、麦などの集荷業も営み、米の目利きにも長けている。そのためか、開華の酒は米の旨みを前面に出した濃醇タイプの酒が多い気がする。
この「ひやおろし」もしかりで、吟醸酒を想わせるような甘くフルーティな香りが華やかで、やわらかく、ふくらみのある旨みが口いっぱいに広がるタイプ。
甘みを含んだ華やかな味わいがお好みの方には最適の1本といえます。

■純米生詰め酒 ■原料米:あさひの夢(栃木産)、五百万石(富山産)
■精米歩合:70% ■日本酒度:+1.5 ■酸度:1.4
■アルコール度:16%台 ■容量:1800ml











今期分、完売致しました。





日本酒の世界で最も功績を残した“伝統的な酒造り”の名手、“酒造りの神様”と謳われる農口尚彦杜氏の作。
しっかりとしたコクと力強さを秘めた深い味わい。

■常きげん 「ひやおろし」 純米生詰酒
    石川県加賀市 鹿野酒造

石川の名酒「菊姫」を世に知らしめた元・菊姫の名杜氏・農口尚彦氏と蔵人たちが醸す「ひやおろし」。

吟醸酒なみに磨き上げられた五百万石を使用した純米酒は、穏やかな香りを含み、濃醇な米の甘味としっかりした酸味が交錯する重厚な味わいです。
農口杜氏の酒は元来、熟成して旨みを増すタイプのしっかりとした造り。この酒も然りで、これから冬の寒さが増すごとにまろやかさを帯び、おいしくなってゆくことでしょう。

■純米生詰め酒 ■原料米:五百万石
■精米歩合:55% ■日本酒度:+3.0 ■酸度:1.6
■アルコール度:17%台 ■容量:1800ml











残りわずかです!





真打登場!「ひやおろし」の中でも長い熟成期間を必要とする伝統的技法『生もと造り』による純米酒。
独特のクリーミーで深みのある味わいは『生もと』ならでは!

■大七 「ひやおろし」 純米生もと
    福島県二本松市 大七酒造

大七が継承する『生もと造り』は日本古来の伝統的な酒造りの技法です。非常に手間と時間がかかる高い技術と経験を要する作業のため、今や全国でも数少ない酒蔵のひとつです。

この酒は、華やかな香りやインパクトある味わいを求めた酒ではありません。あくまでも日本古来の日本酒の旨みを重視し、その上に現代の酒造技術で磨きをかけた酒だと思います。穏やかな香り、深みのあるしっとりとした味、なめらかな口当り。それらが絶妙に調和して、大七の個性となっています。
“古くて、新しい”。それが大七の魅力であり、多くの人々が魅せられる所以でしょう。

この“火入れ”1回のみの生詰めの「生もと純米」は、長い熟成期間を必要とするため、「ひやおろし」の中では、最も遅い出荷となりました。 まさに、真打登場といったところ。 そして、さらなる熟成でおいしさを増してゆく酒です。

冷やしてよし、燗もよし。お好みの飲み方でお楽しみ下さい。

■生もと純米生詰め酒 ■原料米:五百万石
■精米歩合:扁平精米 ■日本酒度:+2.0 ■酸度:1.3
■アルコール度:15% ■容量:1800ml










今期分、完売いたしました。



「ひやおろし」とは?
「ひやおろし」とは、その昔、春先に搾った新酒が劣化しないように加熱殺菌(火入れ)したうえで大桶に貯蔵し、ひと夏越して外気と貯蔵庫の中の気温が同じくらいになった頃、大桶から二度目の火入れをせず「冷や」のまま、樽に「卸して(移して)」出荷したことから「冷や卸し」と呼ばれていました。

現在では、日本名門酒会が十数年前より「ひやおろし」の普及活動を続け、全国的にその名が知られるようになってきました。 日本名門酒会が提案する「ひやおろし」も、春先に一度だけ加熱殺菌し、秋まで熟成させ、出荷する際に二度目の加熱殺菌をしません。貯蔵方法は、タンク貯蔵と瓶貯蔵の2タイプ。桶や樽がタンクと瓶に変わっても、本質は昔と同様変わりません。 日本名門酒会では、今年、全国64銘柄もの「ひやおろし」をご用意しております。

フレッシュで荒々しい味わいの新酒が、夏を越え、飲み頃になる頃に出荷される「ひやおろし」。穏やかな香りを漂わせ、まろやかな口当りと濃密なトロミ感が魅力の熟成酒です。

※9月初旬から11月頃にかけて、熟成具合を見計らって順次出荷されます。


「ひやおろし」試飲会報告<2008.9.11>
先日、日本名門酒会主催の「2008ひやおろし試飲会」に行って参りましたので、ご報告いたします。
出品された「ひやおろし」は、全部で71銘柄という圧倒的な数。恐らく一社で取り扱う、ひやおろし銘柄としてはダントツの量でしょう。これも長年、ひやおろしを開発し、精通した日本名門酒会ならではと言えます。
そのうち試飲したのは、56銘柄。これを約1時間半程度で試飲。かなりハードでした。
まずは、本醸造クラス。こちらはわずか3銘柄のみですが、どれも「ひやおろし」としては、軽快な口当りで飲みやすさを意識して造られたという感じ。
次に純米&特別純米クラス。こちらは43銘柄のボリュームゾーンで、やはりこのクラスが「ひやおろし」のメインと言えます。このクラスは、米の甘みをたっぷりと含んだ飲み応えのある酒が多く、香りは穏やか〜フルーティといった感じで、今年も品質はかなりハイレベル。アルコール度数は菊姫の19.5%を筆頭に15〜16%台が大部分を占め、力強い味わいがお好みなら16%以上がおすすめ、たっぷり飲みたい方は15%台あたりがおすすめです。
吟醸&大吟醸クラスも17銘柄あります。こちらはやはり、華やかな香りが魅力で、豊かな酸を含むものが多く、まろやかさと爽やかさ、キレが特徴です。
いずれも北から南まで全国各地のお酒のため、すでに発売されているもの、これから発売されるものなど熟成具合もまちまちなので一様に比較できませんが、品質的なレベルはいずれも高いと思います。今回、試飲した多くは、十分な甘みを含み、力強さがありますので、この先、数カ月は熟成を続け、さらなる旨みや複雑味を増していくことでしょう。
「ひやおろし」は、まだ始まったばかり、これからの秋の深まりとともにさらに磨きがかかっていきます。


「ひやおろし」に関するご注意
「ひやおろし」は生詰めの日本酒です。生詰めとは、火入れ(加熱殺菌)を一度だけ行い出荷される日本酒で一般的には生貯蔵酒と呼ばれるジャンルのお酒です。一般的な日本酒は、貯蔵前と出荷前に2度火入れされるため常温での品質劣化が少ない反面、日本酒本来の風味も落ちてしまいます。「ひやおろし」は、火入れをまったく行なわない「生酒」ほど保管に神経を使う必要はありませんが、冷蔵保存をおすすめ致します。温度が高いと熟成は早く進み、低いと熟成はゆっくりと進む傾向にあります。






        

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