エルデナー・トレプヒェンの畑においては、ステファン・エーレンの右に出るものはいないでしょう。ワインと結婚した彼は、収穫期には年老いた母親の手を借りながら、ほとんど一人で仕事をこなしています。生産量が少ないため、樽ごとのワインの世話が可能です。ワインだけにかかりきっているので、宣伝をするとかいったことにまるで無関心ですが、彼のエルデナー・トレプヒェンは、ワインのプロなら知っておくべきワインでありましょう。

              “LIFE BEYOND LIEBFRAUMILCH” by S.Pigottより








  WINE DATA
■生産地
■生産者
■ワイン名

■VINTAGE
■格付け
■葡萄品種
■タイプ
■容量
■残留糖度
■酸度
ドイツ モーゼル地方
ステファン・エーレン家
エルデナー・トレプヒェン カビネット
Erdener Treppchen Kabinett
2003年
カビネット
リースリング100%
【白】 やや甘口
750ml
47.8g/l
6.8g/l
☆ステファン・エーレンが生涯をかけたエルデナー・トレプヒェンからのリッチな味わい............................................
エルデナー・トレプヒェンの畑はエルデン村の最高畑。ステファン・エーレン氏がこよなく愛す葡萄畑です。レッドストーンが混じるスレートの土壌からは素晴らしく繊細なリースリングが生まれます。
このカビネットは、繊細な酸をもち、深みのあるエレガントな味わいが特徴で、エーレン氏のワインの真髄とも言われる逸品です。
2005年に「ワインスペクテーター誌」がリリース直後のこのワインに88点の高得点を付けていますが、実際の飲み頃は、今から2010年頃でしょう。
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  急斜面に広がるエルデナー・トレプヒェンの畑

2002年にステファン・エーレン氏は70歳になり、母親も95歳という高齢になり、ワイン造りはステファン・ユステン氏が引き継ぎましたが、エーレン氏もまったく引退してしまうわけではなく、畑仕事は続けるするそうです。
「モノレールに乗りたいから働くよ!」との事です。ちなみに、モノレールとは農作業用のエンジン付運搬器具のことです。

    
左)ステファン・ユステン氏 右)ステファン・エーレン氏
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